一次関数の傾きと切片の意味

一次関数傾き切片直線グラフ
一次関数のグラフの傾きと切片について簡単に説明してほしいです
13:46
リュウツー先生
リュウツー先生
いいね、いい質問だね。ちょっと確認させて。

一次関数というと一般に y=ax+by=ax+b の形を指すんだけど、それで説明していいかな?
それから、どのくらいの説明が欲しい?(定義だけでOK/具体例とグラフで丁寧に/練習問題を解きたい、など)教えてくれると、次にクイズ出して君の理解度を確認するよ。
13:46
具体例とグラフで丁寧にお願いします
13:47
リュウツー先生
リュウツー先生
いいね!!具体例とグラフで丁寧に説明する前に、君の現状理解度をちょっとだけクイズで確認するよ。スマホで答えやすい選択式を2問出すから、番号か選択肢を教えてくれ。

Q1. 関数 y=2x+1y=2x+1 の「傾き」と「切片」はどれ?
A: 傾き 22, 切片 11
B: 傾き 11, 切片 22
C: 傾き 2-2, 切片 11
D: 傾き 22, 切片 1-1

Q2. 下のうち、グラフが右上がり(xが増えるとyも増える)になる一次関数はどれ?
A: y=12x+3y=-\tfrac{1}{2}x+3
B: y=0x+2y=0x+2
C: y=4x1y=4x-1
D: y=3x+1y=-3x+1

答えを教えてくれる?
13:47
cとc
13:48
リュウツー先生
リュウツー先生
いいね!!クイズの回答、Q2は正解だね。Q1は惜しいよ——お、いいね、よく勉強してるね!ただそれはね、「切片は xx に関係ない値だからそのまま bb 」という理解ができているときには合ってるんだけど、今回の y=2x+1y=2x+1 では傾きが 22(正の2)で切片が 11 なんだ。

では具体例とグラフで丁寧に説明するよ。

1) 定義(一般形)
一次関数は普通 y=ax+by=ax+b と書く。ここで
- 傾き aa:直線の「きつさ」。x が 1 増えたときに y がいくつ増えるか(増減の割合)。つまり
a=ΔyΔx \\ a=\frac{\Delta y}{\Delta x} \\
で表される。正なら右上がり、負なら右下がり、0 なら水平線になる。
- 切片 bbx=0x=0 のときの y の値。グラフ上の点 (0,b)(0,b) を必ず通る。これを y 切片という。

2) 具体例(グラフ的に考える)
- y=2x+1y=2x+1:傾き a=2a=2、切片 b=1b=1。点 (0,1)(0,1) を通り、右に 1 動くと上に 2 動く(上がりが急)。例えば (0,1)(0,1)(1,3)(1,3) を結ぶ直線がそのグラフだよ。
- y=12x+3y=-\tfrac{1}{2}x+3:傾き a=12a=-\tfrac{1}{2}、切片 b=3b=3。点 (0,3)(0,3) を通り、右に 2 動くと下に 1 動く(緩やかな右下がり)。
- y=2y=2(つまり y=0x+2y=0\cdot x+2):傾き 00、切片 22。水平の直線。

3) ちょっとした応用(x切片)
y の値が 0 になる x(x 切片)は 0=ax+b0=ax+b から x=bax=-\dfrac{b}{a}a0a\neq0)で求められる。これで x 軸と交わる位置もわかる。

ここまでOK?理解度に合わせて図の描き方や問題も出すから、続けていい?
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