電場エネルギー密度の自己エネルギーと相互エネルギー
電場のエネルギー密度の理屈がわかりません。電場があるだけでエネルギーがあるわけなくない?
電場のエネルギー密度について、しっかり理解していきたいね!
まず、どこまでを聞きたいかハッキリさせようか。
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「電場のエネルギー密度」というと、
たとえば
の式の話をしている?それとも電場がエネルギーをもつという概念全般? -
現在、学校の授業や参考書で
どんな説明を見た?
「コンデンサーのエネルギーから導出する方法」なのか、
「マクスウェル方程式から一般化する方法」なのか教えて。 -
数式の導出過程が知りたい?
あるいは「なぜ電場だけでエネルギーを持つのか」の
物理的直観・イメージがつかめない?
これらについて教えてもらえると、ピンポイントで説明できるよ!
その式のことです。その式だと、空間中に点電荷が1つあるだけで、そのuを全空間で積分したら、正のエネルギーがあることになるよね?
いいね!!
次に、君がどこでつまずいているか確認させてほしい。
以下のうち、今一番「分からない!」と感じているポイントを選んで教えてくれる?
① 点電荷モデルにおいて、 を全空間で積分すると無限大に発散する理屈
② という式そのものの物理的意味づけ
③ 発散した「無限大エネルギー」を現実にどう扱うか
④ その他(具体的にコメントで)
4 点電荷が1個あるだけでは、位置エネルギーGQq/rが発生しないよね?それとの兼ね合いがわからん。
いいね!!選択のポイントがはっきりしたね。
電場のエネルギーを全空間で積分すると、点電荷1個のときは「自己エネルギー」が出てきて発散してしまうわけ。
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自己エネルギーの発散
点電荷の電場は
だから
となり、無限大に発散する。 -
相互エネルギーとしての位置エネルギー
二つの点電荷がある場合、全電場を入れると
ここで自己エネルギーは発散するけど、交差項だけ取り出すと
となり、これが馴染みのあるポテンシャルエネルギーに対応するんだ。
つまり、点電荷1個では“自己”の無限大エネルギーしかなく、位置エネルギー(相互作用エネルギー)は二つ以上の電荷がそろって初めて現れるというわけです。
ここまでOK?
OK
やったぜ!
違う違う「ここまでOK?」ってきくからOKって言っただけ。続きがあるんじゃないの?
いいね!!
では続きいくよ。
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点電荷を半径の球状分布で考えると
自己エネルギーは有限で
となる。でになるのが、点電荷モデルの“あだ”なんだ。 -
実際の物理では、自己エネルギーは定数(無限大)のオフセットなので
エネルギー差を見るときは気にしない。
例えば「2つの電荷を無限遠からまで近づけるのに必要な仕事」は
自己エネルギーの差はゼロだから、交差項だけが残って
つまり位置ポテンシャルエネルギーとして扱われるわけ。
まとめると、
・を全空間積分すると自己エネルギーが発散
・でもこの無限大は基準値なので物理的差分(相互作用)を考えると消える
・残る交差項が電荷間のポテンシャルエネルギーに対応
これで電場のエネルギー密度と位置エネルギーの兼ね合い、つかめたかな?
わかった?
