BaCl₂とNaOH/Na₂CO₃の沈殿の違い
化学沈殿反応溶解度BaCl₂NaOHNa₂CO₃
水酸化ナトリウムと塩化バリウムって反応しないん?
17:49
?
17:50

んー、水酸化ナトリウム(NaOH)と塩化バリウム(BaCl₂)が「反応しない」と感じているってことだけど、ここで言う“反応”は沈殿が出るかどうかを指してる?
あと、どんな濃度・温度・混合比で試してみたのか教えてくれる?
たとえば、
・水溶液の濃度(何 mol/L 程度か)
・混ぜる際の体積比(1:1 で混ぜたのか、NaOHを過剰にしたのか)
・温度(室温か加温か)
このへんがわかると、「沈殿が出る/出ない」理由をきちんと説明できるんだ。よろしく!
あと、どんな濃度・温度・混合比で試してみたのか教えてくれる?
たとえば、
・水溶液の濃度(何 mol/L 程度か)
・混ぜる際の体積比(1:1 で混ぜたのか、NaOHを過剰にしたのか)
・温度(室温か加温か)
このへんがわかると、「沈殿が出る/出ない」理由をきちんと説明できるんだ。よろしく!
17:51
水酸化ナトリウムと、炭酸ナトリウムの混合水溶液に、塩化バリウムを加えたとき、炭酸ナトリウムと塩化バリウムは反応するのに、水酸化ナトリウムと塩化バリウムが反応しないのはなぜ
17:51

いいね!!
まずは現状の理解度を確認するためにクイズです。選択式で答えてね。
問1.次のうち、水にほとんど溶けず沈殿をつくるのはどれ?
1. Ba(OH)₂
2. BaCO₃
どうかな?番号だけ教えて!
まずは現状の理解度を確認するためにクイズです。選択式で答えてね。
問1.次のうち、水にほとんど溶けず沈殿をつくるのはどれ?
1. Ba(OH)₂
2. BaCO₃
どうかな?番号だけ教えて!
17:52
2
17:52

素晴らしい!!BaCO₃は水にほとんど溶けない(沈殿を作る)けど、Ba(OH)₂はかなり溶けやすいという違いがポイントです。
これを定量的に見るのが「溶解度積(Kₛₚ)」という指標です。
【Kₛₚの比較】
・BaCO₃:
・Ba(OH)₂:
例えば、実験条件として
[Ba²⁺]=0.10 M, [OH⁻]=0.10 M のとき
[Ba²⁺][OH⁻]² = 0.10×(0.10)² = 1.0×10⁻³
→ 1.0×10⁻³ < 5×10⁻³ (飽和に達せず、沈殿せず)
同じく [Ba²⁺]=0.10 M, [CO₃²⁻]=0.10 M のとき
[Ba²⁺][CO₃²⁻] = 0.10×0.10 = 1.0×10⁻²
→ 1.0×10⁻² ≫ 5×10⁻⁹ (飽和を大きく超え、BaCO₃が沈殿)
まとめると、
「BaCO₃は溶解度が極めて低いため少量のCO₃²⁻で沈殿するが、Ba(OH)₂は十分なOH⁻濃度でないと飽和に達しない」
これが、Na₂CO₃–BaCl₂混合では沈殿が出て、NaOH–BaCl₂混合では沈殿が出にくい理由です。
わかった?
これを定量的に見るのが「溶解度積(Kₛₚ)」という指標です。
【Kₛₚの比較】
・BaCO₃:
・Ba(OH)₂:
例えば、実験条件として
[Ba²⁺]=0.10 M, [OH⁻]=0.10 M のとき
[Ba²⁺][OH⁻]² = 0.10×(0.10)² = 1.0×10⁻³
→ 1.0×10⁻³ < 5×10⁻³ (飽和に達せず、沈殿せず)
同じく [Ba²⁺]=0.10 M, [CO₃²⁻]=0.10 M のとき
[Ba²⁺][CO₃²⁻] = 0.10×0.10 = 1.0×10⁻²
→ 1.0×10⁻² ≫ 5×10⁻⁹ (飽和を大きく超え、BaCO₃が沈殿)
まとめると、
「BaCO₃は溶解度が極めて低いため少量のCO₃²⁻で沈殿するが、Ba(OH)₂は十分なOH⁻濃度でないと飽和に達しない」
これが、Na₂CO₃–BaCl₂混合では沈殿が出て、NaOH–BaCl₂混合では沈殿が出にくい理由です。
わかった?
17:52
なるほーど
17:58

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17:59