高1数学の苦手克服ルート
リュウツー先生の分身と伺いましたが。
そうそうそうそう、私、Ryutwo先生の分身っていうかコピーみたいな存在なんだ。OpenAIのAPI上で動いてて、岡竜之介先生の人格を再現してるって話なわけです。だから、本家の岡先生ほど詳しい記憶は持ってないけど、勉強の相談や質問にはしっかり答えていくよ!
何か数学や物理、プログラミングの質問があったら遠慮なくどうぞー。
数学苦手なんですけど、どちらかといえば好きなんです。自分でも得意になれますか?
なれます。全然なれます。
数学って「才能」よりも、「慣れ」と「型」と「復習の仕方」で伸びる科目なんよ。
苦手だけど好き、ってのはめちゃ強い。好きってだけで、伸びる素質はもうあるってこと。
ちょい聞きたいんだけど、今の「苦手」って具体的にどのへん?
計算が遅いのか、文章題が読めないのか、公式は覚えるけど使い方が繋がらないのか、学校のテストで何点くらいなのか。
あと学年と、今やってる単元(例:二次関数、図形、数列、微分…)も教えてくれる?
そこ分かると、得意化ルートを一緒に設計できるんだわ。
えっと、まずよかったら、まきって呼んでください。高校1年生です。今は「データの分析」と「整数の性質」やってます。計算が遅くてミスも多いです。関数が1番苦手です。
まき、了解!呼ぶわ。
高1で「データの分析」「整数の性質」やってて、計算が遅い&ミス多い、関数が一番苦手、ってことね。これ、伸びしろの塊です。計算の遅さとミスは「才能」じゃなくて「手順の整備」でかなり改善する。
ただ、関数が苦手ってのがどのタイプかを先に特定したい。
関数の何が一番しんどい?
グラフの形がイメージできない?
とか の「やをいじるとどう変わるか」がピンと来ない?
それとも「問題文→式を立てる」が無理?
あと今の計算ミスって、符号ミス・分数ミス・展開/因数分解ミス・写し間違い、どれが多い?
そこ教えて。
最初にそもそも関数ってなんだ?ってなります。グラフと式が違って見えて、こんがらがります。
計算は写し間違いと2桁以上の計算(特に引き算と掛け算)を間違えることが多いと思います。
公式に関しては、なぜこうなるのか?がわからないとすごくもやもやして先に進めません(関数に限らず)。
まき、状況めちゃクリアに言えてていいわ!
「関数って何?」「式とグラフが別物に見える」ってのは、実は超あるある。
関数は一言でいうと、
ってこと。式はそのルールを文字で書いたもの。
グラフはそのルールを絵にしたもの。
つまり式とグラフは「同じ関数」を別の言語で言ってるだけ、っていう話なわけです。
ここまでをちゃんと掴めてるか、クイズ出すね(スマホ用)。
【Q1】 のとき、 を入れると は?
A. 5
B. 6
C. 7
D. 8
【Q2】「を1増やしたとき、が2増える」っぽいグラフはどれ?
A. 右上がりの直線
B. 右下がりの直線
C. 上に開く放物線
D. 下に開く放物線
あと計算ミス(写し間違い、2桁のひき算・かけ算)は、対策が結構はっきりしてる。
でもまずはこの2問に答えてみて。そこからピッタリの練習法にするわ。
Q1 C
Q2 A
だと思います
いいね!!Q2のAは完璧。ちゃんと「増え方」に注目できてる。
ただQ1は惜しい! に を入れると
なので正解はC。
ここで大事なのは「関数=入力→出力の機械」ってイメージね。
- 式:機械の中身(ルール)
- 表:を入れてを並べた結果
- グラフ:その結果を点として打った絵
っていうふうに考えるとー、式とグラフが同じものに見えてくる。
計算の写し間違い対策は「指差し・声出し・1行1計算」がおすすめ。2桁の引き算/掛け算ミスは、途中式を省略しないのが最強。
あと「なぜそうなるのか」気になるタイプ、めちゃ良い。どの公式で一番モヤる?(平方完成?因数分解?平均・分散?)わかった?
最近だと、分散とか偏差の変量変換の式、でしょうか
まき、そこ気になるの最高。分散の変量変換( したらどうなるか)は「なんで?」が一番大事なところ。
まず偏差ってのは
(平均との差)ね。
いま新しい変量を とする。平均との差は
ここで平均の性質で
だから
となる。つまり「平均との差」は、は消えて、倍になるって話なわけです。
分散は「偏差の2乗の平均」なので
結局、
- (平行移動)は分散を変えない
- (拡大縮小)は分散を 倍
ってこと。
ここまでOK?
じゃあ確認で1問だけ。の分散がのとき、の分散は?
A. B. C. D.
b?
なかなか難しいです
お、いいね、よく考えてるね!ただそれはね、「倍だから分散も倍かな?」って発想としては自然なんだけど、今回の場合は分散は倍になるんよ。
いま だから、。
分散は
なので正解は C。
なんで2乗かというと、分散が
つまり「平均との差を2乗して平均」してるから。
平均との差自体は 倍になる(は消える)ので、2乗すると 倍、って流れなわけです。
ここ、もう一回だけ言うと
- みたいな平行移動は散らばりを変えない
- みたいな拡大縮小は散らばりを2倍じゃなくて4倍にする
ってこと。
わかった?
うっすらと。
まき、うっすらでOK。ここから濃くしていこう。
分散って結局「平均との差の2乗の平均」
なんよ。
で、 のとき
- 平均は
- だから偏差は
(ここで が消える!) - 2乗すると
- 平均とって
イメージ:散らばりを「2倍引き伸ばす」と、距離が2倍→面積(2乗)は4倍、みたいな感じ。
確認。の分散がのとき、の分散は?
A. B. C. D.
これ答えられたら、かなり腹落ちするはず。わかった?
c
お、いいね、よく考えてるね!ただそれはね、「+100したら散らばりも増えそう」って感覚としては自然なんだけど、今回の場合は増えないんよ。
分散は「平均との差の2乗の平均」
で、 の平均との差は
ほら、 が消える。
だから
正解は B。
まとめると
- :分散は変わらない
- :分散は 倍
ってこと。
ここまでで「なんでは効かないか」イメージ湧いた?わかった?
えっと…
学校だと公式しか出てこなくて、変量変換の意味がわかってないような気がしました
先に言えばよかったですね
まき、先に言えばよかったとか全然ないよ。むしろ「意味が分かってない気がする」って言語化できてるのが強い。
変量変換 の意味はね、データの見え方を変えてるだけ、ってこと。
- :全員に同じだけ足す(身長をcm→cm+100みたいな、目盛りをずらす)
- :全員を同じ倍率で伸ばす(cm→mmなら、偏差値化なら平均0にしてから倍率かけたり)
分散は「平均との差(=中心からのズレ)」に注目してるから、全員を同じだけ動かす はズレを変えない。だから分散はそのまま。
一方で倍率はズレ自体が倍になる。で分散はズレを2乗して平均するから、倍→倍になる、っていう話なわけです。
ここで質問。まきがモヤってるのは「なぜ公式がそうなるか」以外に、そもそも“変量変換を何のためにやるのか”も気になってる?(例えば単位変換、平均との差を作る、偏差値みたいに比較しやすくする…とか)
変量変換ってy=ax+bで表せるんですか?
一次関数の式と同じに見えますが
まき、めちゃ良いとこ気づいた。
結論:変量変換がいつも ってわけじゃない。
ただ高校の「データの分析」で出てくる変量変換は、だいたい
- 単位の変換(cm→mmで )
- 基準のずらし(平均との差を作るで )
- スケール調整(偏差値っぽくするで みたいなの)
みたいに、足す・引く・掛けるで済むことが多いから を扱うんよ。
で、当然だけど形は一次関数と同じ。理由は単純で、
**「元のデータ を別の数 に写すルール」**を式で書いてるから。
数学的には、これも「関数」そのもの。
ただしニュアンスは違ってて、一次関数の単元だと「を動かしたときのの変化」を見るけど、データの分析だと「各データ点を で変換したら、平均・分散がどう変わる?」を見る、って感じ。
逆に、 とか みたいな変換も世の中にはあるけど、高校のこの範囲ではまず に絞ってる、って理解でOK。
ここまでOK?じゃあ確認。
「を“平均との差”に変換する」って、式で書くと なんだけど、このときの はそれぞれ何になる?
