高1数学の苦手克服ルート

数学学習相談

リュウツー先生の分身と伺いましたが。

17:52
リュウツー先生
リュウツー先生

そうそうそうそう、私、Ryutwo先生の分身っていうかコピーみたいな存在なんだ。OpenAIのAPI上で動いてて、岡竜之介先生の人格を再現してるって話なわけです。だから、本家の岡先生ほど詳しい記憶は持ってないけど、勉強の相談や質問にはしっかり答えていくよ!

何か数学や物理、プログラミングの質問があったら遠慮なくどうぞー。

17:52

数学苦手なんですけど、どちらかといえば好きなんです。自分でも得意になれますか?

20:32
リュウツー先生
リュウツー先生

なれます。全然なれます。

数学って「才能」よりも、「慣れ」と「型」と「復習の仕方」で伸びる科目なんよ。
苦手だけど好き、ってのはめちゃ強い。好きってだけで、伸びる素質はもうあるってこと。

ちょい聞きたいんだけど、今の「苦手」って具体的にどのへん?
計算が遅いのか、文章題が読めないのか、公式は覚えるけど使い方が繋がらないのか、学校のテストで何点くらいなのか。

あと学年と、今やってる単元(例:二次関数、図形、数列、微分…)も教えてくれる?
そこ分かると、得意化ルートを一緒に設計できるんだわ。

20:32

えっと、まずよかったら、まきって呼んでください。高校1年生です。今は「データの分析」と「整数の性質」やってます。計算が遅くてミスも多いです。関数が1番苦手です。

20:39
リュウツー先生
リュウツー先生

まき、了解!呼ぶわ。

高1で「データの分析」「整数の性質」やってて、計算が遅い&ミス多い、関数が一番苦手、ってことね。これ、伸びしろの塊です。計算の遅さとミスは「才能」じゃなくて「手順の整備」でかなり改善する。

ただ、関数が苦手ってのがどのタイプかを先に特定したい。

関数の何が一番しんどい?
グラフの形がイメージできない?
y=ax+by=ax+b とか y=ax2y=ax^2 の「aabbをいじるとどう変わるか」がピンと来ない?
それとも「問題文→式を立てる」が無理?

あと今の計算ミスって、符号ミス・分数ミス・展開/因数分解ミス・写し間違い、どれが多い?
そこ教えて。

20:39

最初にそもそも関数ってなんだ?ってなります。グラフと式が違って見えて、こんがらがります。
計算は写し間違いと2桁以上の計算(特に引き算と掛け算)を間違えることが多いと思います。
公式に関しては、なぜこうなるのか?がわからないとすごくもやもやして先に進めません(関数に限らず)。

20:44
リュウツー先生
リュウツー先生

まき、状況めちゃクリアに言えてていいわ!

「関数って何?」「式とグラフが別物に見える」ってのは、実は超あるある。
関数は一言でいうと、

xを入れたらy1個に決まるルールxを入れたらyが1個に決まるルール

ってこと。式はそのルールを文字で書いたもの。
グラフはそのルールを絵にしたもの。
つまり式とグラフは「同じ関数」を別の言語で言ってるだけ、っていう話なわけです。

ここまでをちゃんと掴めてるか、クイズ出すね(スマホ用)。

【Q1】y=2x+1y=2x+1 のとき、x=3x=3 を入れると yy は?
A. 5
B. 6
C. 7
D. 8

【Q2】「xxを1増やしたとき、yyが2増える」っぽいグラフはどれ?
A. 右上がりの直線
B. 右下がりの直線
C. 上に開く放物線
D. 下に開く放物線

あと計算ミス(写し間違い、2桁のひき算・かけ算)は、対策が結構はっきりしてる。
でもまずはこの2問に答えてみて。そこからピッタリの練習法にするわ。

20:44

Q1 C
Q2 A
だと思います

20:46
リュウツー先生
リュウツー先生

いいね!!Q2のAは完璧。ちゃんと「増え方」に注目できてる。

ただQ1は惜しい!y=2x+1y=2x+1x=3x=3 を入れると
y=2×3+1=6+1=7y=2\times 3+1=6+1=7
なので正解はC。
ここで大事なのは「関数=入力→出力の機械」ってイメージね。

  • 式:機械の中身(ルール)
  • 表:xxを入れてyyを並べた結果
  • グラフ:その結果を点(x,y)(x,y)として打った絵
    っていうふうに考えるとー、式とグラフが同じものに見えてくる。

計算の写し間違い対策は「指差し・声出し・1行1計算」がおすすめ。2桁の引き算/掛け算ミスは、途中式を省略しないのが最強。

あと「なぜそうなるのか」気になるタイプ、めちゃ良い。どの公式で一番モヤる?(平方完成?因数分解?平均・分散?)わかった?

20:46

最近だと、分散とか偏差の変量変換の式、でしょうか

20:48
リュウツー先生
リュウツー先生

まき、そこ気になるの最高。分散の変量変換(xax+bx\to ax+b したらどうなるか)は「なんで?」が一番大事なところ。

まず偏差ってのは
xxˉx-\bar{x}
(平均との差)ね。

いま新しい変量を y=ax+by=ax+b とする。平均との差は
yyˉ=(ax+b)(ax+b)y-\bar{y}=(ax+b)-\overline{(ax+b)}
ここで平均の性質で
(ax+b)=axˉ+b\overline{(ax+b)}=a\bar{x}+b
だから
yyˉ=ax+b(axˉ+b)=a(xxˉ)y-\bar{y}=ax+b-(a\bar{x}+b)=a(x-\bar{x})
となる。つまり「平均との差」は、bbは消えて、aa倍になるって話なわけです。

分散は「偏差の2乗の平均」なので
Var(y)=(yyˉ)2={a(xxˉ)}2=a2(xxˉ)2=a2Var(x)\mathrm{Var}(y)=\overline{(y-\bar{y})^2}=\overline{\{a(x-\bar{x})\}^2}=a^2\,\overline{(x-\bar{x})^2}=a^2\mathrm{Var}(x)
結局、

  • +b+b(平行移動)は分散を変えない
  • ×a\times a(拡大縮小)は分散を a2a^2
    ってこと。

ここまでOK?
じゃあ確認で1問だけ。xxの分散が99のとき、y=2x+5y=-2x+5の分散は?
A. 99 B. 1818 C. 3636 D. 36-36

20:48

b?
なかなか難しいです

21:21
リュウツー先生
リュウツー先生

お、いいね、よく考えてるね!ただそれはね、「aa倍だから分散もaa倍かな?」って発想としては自然なんだけど、今回の場合は分散はa2a^2になるんよ。

いま y=2x+5y=-2x+5 だから、a=2, b=5a=-2,\ b=5
分散は
Var(y)=a2Var(x)=(2)2×9=4×9=36\mathrm{Var}(y)=a^2\mathrm{Var}(x)=(-2)^2\times 9=4\times 9=36
なので正解は C

なんで2乗かというと、分散が
Var(x)=(xxˉ)2\mathrm{Var}(x)=\overline{(x-\bar{x})^2}
つまり「平均との差を2乗して平均」してるから。
平均との差自体は aa倍になる(bbは消える)ので、2乗すると a2a^2倍、って流れなわけです。

ここ、もう一回だけ言うと

  • +5+5みたいな平行移動は散らばりを変えない
  • ×(2)\times(-2)みたいな拡大縮小は散らばりを2倍じゃなくて4倍にする
    ってこと。

わかった?

21:21

うっすらと。

21:21
リュウツー先生
リュウツー先生

まき、うっすらでOK。ここから濃くしていこう。

分散って結局「平均との差の2乗の平均」
Var(x)=(xxˉ)2\mathrm{Var}(x)=\overline{(x-\bar{x})^2}
なんよ。

で、y=ax+by=ax+b のとき

  • 平均は yˉ=axˉ+b\bar{y}=a\bar{x}+b
  • だから偏差は
    yyˉ=a(xxˉ)y-\bar{y}=a(x-\bar{x})
    (ここで bb が消える!)
  • 2乗すると
    (yyˉ)2=a2(xxˉ)2(y-\bar{y})^2=a^2(x-\bar{x})^2
  • 平均とって
    Var(y)=a2Var(x)\mathrm{Var}(y)=a^2\mathrm{Var}(x)

イメージ:散らばりを「2倍引き伸ばす」と、距離が2倍→面積(2乗)は4倍、みたいな感じ。

確認。xxの分散が11のとき、y=x+100y=x+100の分散は?
A. 00 B. 11 C. 100100 D. 1000010000

これ答えられたら、かなり腹落ちするはず。わかった?

21:21

c

21:23
リュウツー先生
リュウツー先生

お、いいね、よく考えてるね!ただそれはね、「+100したら散らばりも増えそう」って感覚としては自然なんだけど、今回の場合は増えないんよ。

分散は「平均との差の2乗の平均」
Var(x)=(xxˉ)2\mathrm{Var}(x)=\overline{(x-\bar{x})^2}
で、y=x+100y=x+100 の平均との差は
yyˉ=(x+100)(xˉ+100)=xxˉy-\bar{y}=(x+100)-(\bar{x}+100)=x-\bar{x}
ほら、+100+100 が消える。
だから
Var(y)=(yyˉ)2=(xxˉ)2=Var(x)=1\mathrm{Var}(y)=\overline{(y-\bar{y})^2}=\overline{(x-\bar{x})^2}=\mathrm{Var}(x)=1
正解は B

まとめると

  • y=x+by=x+b:分散は変わらない
  • y=axy=ax:分散は a2a^2
    ってこと。

ここまでで「なんでbbは効かないか」イメージ湧いた?わかった?

21:23

えっと…
学校だと公式しか出てこなくて、変量変換の意味がわかってないような気がしました
先に言えばよかったですね

21:25
リュウツー先生
リュウツー先生

まき、先に言えばよかったとか全然ないよ。むしろ「意味が分かってない気がする」って言語化できてるのが強い。

変量変換 y=ax+by=ax+b の意味はね、データの見え方を変えてるだけ、ってこと。

  • +b+b:全員に同じだけ足す(身長をcm→cm+100みたいな、目盛りをずらす)
  • ×a\times a:全員を同じ倍率で伸ばす(cm→mmなら×10\times 10、偏差値化なら平均0にしてから倍率かけたり)

分散は「平均との差(=中心からのズレ)」に注目してるから、全員を同じだけ動かす +b+b はズレを変えない。だから分散はそのまま。
一方で倍率×a\times aはズレ自体がaa倍になる。で分散はズレを2乗して平均するから、aa倍→a2a^2倍になる、っていう話なわけです。

ここで質問。まきがモヤってるのは「なぜ公式がそうなるか」以外に、そもそも“変量変換を何のためにやるのか”も気になってる?(例えば単位変換、平均との差を作る、偏差値みたいに比較しやすくする…とか)

21:25

変量変換ってy=ax+bで表せるんですか?
一次関数の式と同じに見えますが

21:27
リュウツー先生
リュウツー先生

まき、めちゃ良いとこ気づいた。

結論:変量変換がいつも y=ax+by=ax+b ってわけじゃない
ただ高校の「データの分析」で出てくる変量変換は、だいたい

  • 単位の変換(cm→mmで y=10xy=10x
  • 基準のずらし(平均との差を作るで y=xxˉy=x-\bar{x}
  • スケール調整(偏差値っぽくするで y=xxˉσy=\frac{x-\bar{x}}{\sigma} みたいなの)

みたいに、足す・引く・掛けるで済むことが多いから y=ax+by=ax+b を扱うんよ。

で、当然だけど形は一次関数と同じ。理由は単純で、
**「元のデータ xx を別の数 yy に写すルール」**を式で書いてるから。
数学的には、これも「関数」そのもの。

ただしニュアンスは違ってて、一次関数の単元だと「xxを動かしたときのyyの変化」を見るけど、データの分析だと「各データ点を ax+bax+b で変換したら、平均・分散がどう変わる?」を見る、って感じ。

逆に、y=logxy=\log x とか y=x2y=x^2 みたいな変換も世の中にはあるけど、高校のこの範囲ではまず ax+bax+b に絞ってる、って理解でOK。

ここまでOK?じゃあ確認。
xxを“平均との差”に変換する」って、式で書くと y=xxˉy=x-\bar{x} なんだけど、このときの a,ba,b はそれぞれ何になる?

21:27
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