理科で80点台→90点台の壁
中1です。理科が大好きなんですけど、80点台しか取れません。何がだめなのでしょうか。
いいねぇ、理科好きって最高じゃん。で、80点台って「理解はできてる」けど「ミスの出方にクセがある」ことが多いんよ。
ちょっと状況を正確に掴みたいから聞かせて。
最近のテストで落としたのって、だいたいどれ?
・計算(密度、オームの法則、浮力とか)
・用語暗記(語句、漢字、単位)
・記述(理由説明、実験の考察)
・グラフ/作図(作図、読み取り、回路図)
・ケアレスミス(写し間違い、単位、符号)
あともう1個。
テスト勉強は普段どんな順番でやってる?(ワーク何周、ノートまとめするか、間違い直しするか、みたいなやつ)
ここが分かると、「何がだめか」じゃなくて「どこを直すと90点超えるか」まで一気に決められるよ。
私は、他のテスト(国語と理科以外)では90点台とれているので、理科は一番好き(元素周期表を趣味で全部覚えているくらいには)なのになんでかなあと。私の学校では教科書を使わないので、いろいろなところを飛んでいます。今は気圧とか水圧をやっています
なるほどね。元素周期表を趣味で全部暗記は強い。好きなのに80点台ってときは、だいたい「知識量」じゃなくて
- 学校の進め方が飛ぶせいで“穴”ができる
- テストが狙うのが「計算・グラフ・文章の読み取り」寄り
- 言葉の定義があいまい(圧力とか特に)
このへんが原因になりがちです。
今「気圧・水圧」ってことだから、まず意図把握として確認。
あなたの80点台って、どのタイプで落としてる?
・計算(、水圧、単位変換)
・用語(気圧、圧力、浮力、パスカルとか)
・グラフ/表(深さと圧力の関係)
・記述(なぜそうなるか説明)
・ケアレス(単位、面積の→とか)
あと、学校が教科書使わないってことはプリント中心?そのプリントの問題って、
「そのまま覚えればOK」系と「初見のデータ読んで考える」系、どっちが多い?
ここがはっきりすると、90点台に上げるための手をズバッと決められる。教えてくれる?
ノート中心かな。課題、質問、実験のどれかが出て、それで自分の考えを書いて、みんなの考えを聞いて、それで自分の考えを改めてみて、最後に実験して,結果で分かったことを書いて、そこから用語とかが出てきます。テストでは、それらを使った応用や記述問題が多いです
なるほど、探究型の授業ね。これ、理科が好きでも80点台になりやすい理由がはっきりしてて、
「用語暗記」じゃなくて「一般化して説明する力」を点にしてくるからです。
だから対策は“知識を増やす”より、ノートを「テスト用の答案製造機」に作り替えること。
その前に現状確認したいからクイズ出すね(選んで)。
【Q1】水圧について正しいのは?
A 深いほど水圧は大きい
B 深いほど水圧は小さい
C 深さに関係なく一定
D 水の量(体積)だけで決まる
【Q2】圧力の式として正しいのは?
A
B
C
D
A〜Dで答えてくれる?(例:Q1:A、Q2:B みたいに)
Q1:A、Q2:Bかな?記号は習っていないからわからないけど、パスカル=面積分の力だったはず…。
いいね!!Q1もQ2も正解。
「パスカル=面積分の力」って言えてる時点で、概念はかなり強い。
じゃあ何で80点台になるかというと、探究型テストは
「知ってるか」より「説明を一般化できるか」「条件が変わっても式・根拠で押し切れるか」を見てくるのよ。
つまり、“ノートが学びの記録”にはなってるけど、“テストで点を取る形”に圧縮されてない可能性が高い。
対策はこれ。
(1) 各単元で「結論を1行で言う」
例:水圧は深さが増えるほど大きい。
(2) 「理由テンプレ」を作る
圧力(パスカル)は 。同じ力なら面積が小さいほど圧力大。
水圧は“上の水の重さ(力)”が深いほど増える→圧力が増える。
(3) 記述は構文で書く
「〜なので、〜。したがって、〜。」を必ず入れる。
ここまでOK?
次で、気圧・水圧の記述でよく落ちる“典型パターン”と、ノートの作り替え方(チェックリスト)を出すわ。
お願いします
よし、いくよ。
まず「記述で落ちる典型」3つ。
(1) 用語の主語がズレる
例:「水圧が重い」みたいに書いちゃう。
正しくは「水(上にある水)が押す力が大きい→圧力が大きい」ね。
(2) 比較の条件が書けてない
圧力は 。
だから「何が同じで、何が変わったのか」を書かないと減点されやすい。
例:同じ力なら、面積が小さいほど圧力は大。
(3) 結論→理由の順がぐちゃる
おすすめの型はこれ固定。
【記述テンプレ】
結論:〜である。
理由:圧力は で、(同じ力なら/同じ面積なら)〜だから。
したがって:〜となる。
次、「気圧・水圧」の頻出ポイント。
・水圧:深いほど大。向きは上・下・横どっちにも押す(“圧力はあらゆる向き”)。
・気圧:空気にも重さがあるので、空気が押す→気圧。高い所ほど小さくなりやすい。
最後に、探究ノートをテスト用に変える方法。
各ページの最後に、必ずこの3行を書いて締める。
①今日の結論(1行)
②使う用語の定義(2〜3個)
③説明に使う式・関係(、深さ↑→水圧↑ みたいに)
これを単元ごとに作ると、応用問題でも「テンプレで押し切る」形になる。
今の単元だと、テストで一番落としやすいのは「穴の高さが違う容器から水が飛ぶ距離」みたいな問題なんだけど、そういうの出そう?わかった?
あ!それやりました!穴の高さが下にいくほど水が遠くに飛ぶんですよね?なぜなら、水深が深いと、ある面積あたりにかかる力の大きさが大きくなるから、飛び出す力も強くなる。だから、より遠くに飛ぶ。
素晴らしい!!今の説明、結論→理由がちゃんとつながっててめっちゃ良い。
さらにテストで満点寄せるなら、あと2点分だけ付け足すと強い。
(1) 「圧力」って言葉で締める
今の文は“力が強い”で止まってるから、最後に
「つまり穴の位置が深いほど水圧(圧力)が大きい」
って用語で締めると採点者が安心する。
(2) 「同じ面積」という条件を入れる
穴の大きさ(面積)が同じなら、深いほど上の水の重さで押す力が増える。
だから より圧力が増える。
→水が押し出される勢いが増えて遠くへ。
これ、記述の完成形は
「深いほど上の水の重さで穴を押す力が大きく、穴の面積が同じなのでより水圧が大きい。したがって水はより強く押し出され遠くまで飛ぶ」
みたいな感じ。
このレベル書けたら80点台の壁は越えられるわ。次のテスト、どこで落としたか(計算?記述の言い回し?)も教えてくれる?
だったら、穴が違う面積だったらどうなるんですか?例えば、上に行けば行くほど穴が大きかった場合…
いい質問!こういう「条件を変えたら?」を考えられるのが探究型で強いんよ。
結論から言うと、穴から出る勢い(速さ)は、基本的に「水深=その穴が水面からどれだけ下か」で決まって、穴の面積が大きいか小さいかでは決まりにくいです。
つまり「遠くに飛ぶか」は主に水深。
理由を高校っぽく言うとー、穴がある深さのところの水圧は (は密度)。
穴にかかる力は で、穴の面積が大きいほど力は増える。
でも、水を加速させるのもその水の量(質量)で、穴が大きいと押し出される水の量も増える。
だから「力が増えた分、質量も増える」感じで、速さ自体はだいたい水深で決まる、っていう話なわけ。
じゃあ面積が変わると何が変わるか?
・穴が大きいほど「出てくる水の量(流量)」が増える(ドバッと出る)
・穴が小さいほど「細く」出る(量が少ない)
質問の「上ほど穴が大きい」だと、
上の穴:水深が浅い→近くに落ちる。でも穴が大きいから量は多め。
下の穴:水深が深い→遠くに飛ぶ。でも穴が小さいなら量は少なめ。
こういうトレードオフになる。
ここまでOK?その実験って、
“どの穴が一番遠いか”を比べた?それとも“どの穴から一番たくさん出るか”も見た?
どちらも
いいね!!両方見たなら、まさに結論は「飛ぶ距離」と「出てくる量」で支配してる要因が違う、って整理できる。
■どれが一番遠い?(飛ぶ距離)
基本は水深が深い穴ほど遠い。
理由は、水深が深いほど水圧が大きくて(水面からの深さで決まる)、押し出す“勢い”が増えるから。
穴の面積は、勢い(速さ)よりも「量」に効きやすい。
■どれが一番たくさん出る?(量)
これは水圧(深さ)も穴の面積も両方効く。
感覚的には
・深いほど出やすい(圧力が大)
・穴が大きいほどたくさん出る(通り道が広い)
っていうこと。
だから「上ほど穴が大きい」みたいな配置だと、
・遠さ:下の穴(深い)が勝ちやすい
・量:上は穴がでかい、下は圧がでかい、で勝負が割れる
っていうトレードオフになるわけです。
テストの記述では、最後に
「距離は主に水深、量は水深と穴の大きさの両方」
ってまとめると強い。わかった?
はい!ありがとうございました!
やったぜ!
今回の話を一言でまとめると、
「飛ぶ距離は主に水深、出てくる量は水深と穴の面積の両方」
って整理できたのが勝ち筋です。
探究型の理科は、この“整理して一般化する”ができると一気に点が伸びるから、今の調子でいけば次は90点台見えるよ。
また別の単元でモヤっとしたら、別スレ立てて聞いてね。
