会話
円周角の定理について教えてください
円周角の定理ね。いいよ、いこう。
まず確認したいんだけど、君が知りたいのは
「定理の内容を覚えたい」感じ?それとも
「なんで成り立つか(証明の考え方)」まで知りたい感じ?
あと、図でいうと を円の中心、 を円周上の点として、 みたいな角の話で合ってる?
(ここで意図が固まったら次に進むね。)
ひとまず定理そのものを言うと:
同じ弧 を見込む円周角は全部等しい。
そしてその円周角は、中心角の半分。
つまり
- 中心角:
- 円周角:
のとき
っていう話なわけです。
次、理解度チェックをしたい。クイズね(選択式)。
Q1 同じ弧 を見込む円周角 と の関係は?
A. 必ず等しい
B. 足して
C. 大小関係は決まらない
D. どっちも
Q2 中心角 のとき、円周角 は?
A.
B.
C.
D. 状況による
A〜Dで答えてくれる?その答え見て、証明まで行くか、使い方の典型問題に行くか決めるわ。
Q1=A
Q2=B
いいね!!Q1のAは完璧。
同じ弧を見込む円周角は、どこから見ても同じ角度になるってやつね。
ただQ2は惜しい!
中心角のとき、円周角はその半分だから
で、答えはAです。
じゃあ定理をまとめるとこう。
- 円の中心、円周上の点について
同じ弧に対する
中心角と円周角の関係は
- その結果として、弧を見込む円周角はどれも等しい
(みたいに)
ここまでOK?
分かりました。証明の考え方まで知りたいです。
いいね!!じゃあ「なんで半分になるの?」の証明の考え方いくよ。
基本は、中心と円周上の点を結んで二等辺三角形を作って、角を追いかけるだけです。
円の中心、円周上にがあって、円周角が弧を見込むとするね。
だから、を絡めると二等辺が量産されるわけ。
ポイントは場合分けで、まず一番わかりやすいのは
がの内側にある場合。
このとき、を引く。すると
と分解できる。
ここで
- 三角形はの二等辺
- 三角形もの二等辺
さらに三角形で中心角を考えるために、角の和を使うと
で、各三角形で
が成り立つ(二等辺三角形の頂角と底角の関係ね)。
よって
両辺から引いて整理すると結局
つまり
が出る、という流れです。
ここまでOK?(次に、が角の外側にある場合や、直径のときのも同じノリで片付く話をするよ。)
分かりました。中心角oが外側にある場合、どのようになるのですか?
いい質問!外側の場合も結論は同じで、ちゃんと
になります。やり方は「引き算」にするだけ。
状況:がの外側にあるとき、同じくを引く。
このときは角が
みたいに“差”で表れる(どっちが大きいかは図の向きで変わるから絶対値つきにした)。
ここで二等辺三角形より
- だから
- だから
さらにさっきと同様に
中心角は今度
(の位置的に、との“差”がになる。)
代入して整理すると
よって
がやっぱり出る、ってわけ。
要するに、内側のときは「足し算」、外側のときは「引き算」。でも最後はどっちも倍関係に落ちるんだよね。
わかった?
わかりました。あの、ワークにある問題がわからないので教えてくれませんか
もちろん。問題文と図がないと特定できないから、ここに載せてくれる?
- 問題文をそのまま(条件・求めるもの)
- 図があるなら写真(円の中心、点の名前、角度の値が読めるように)
- どこまで自分でやったか(途中式とか考えたこと)
を送ってくれれば、そこから一緒に解くよ。
4点A,B,C,Dは、円Oの円周上にある。弦CAの延長上に点P,弦BDの延長上に点QをPQ//ADとなるようにとる。この時4点A,B,C,Dは同じ円周上にあることを証明しなさい。とあるのですが、わたしが考えたのは、
PQ//ADで、平行線の同位角は等しいから、角CPQ=角CAD…①
ここまではできたのですが、この後がわかりません。
お、いいとこまで行ってる!ただ問題文、最初に
「は円の円周上にある」
って書いてあるなら、結論の「同じ円周上」はもう仮定で言っちゃってるから矛盾してるんだよね。たぶんワークは
は円上にある。の延長に、の延長にをとり、。このときは同一円周上にあることを示せ
みたいな文のはず。まずそこだけ確認したい。合ってる?
合ってるとして、君の①
はナイス。
この先の狙いは「同一円周上」を示す典型で、
- を示す(同じ弧を見込む円周角が等しい)
これが出たら は同一円周上、って言える。
だから次はを作りに行く。
そのために、も使う。より
も言える(はの延長、)。
さらに「点はの延長上」だから、と、とを結びつけられる。
ここ、図の向きで“内角・外角”が変わるから、角の書き方を丁寧に合わせる必要があるんだよね。
なので、次の一手として質問:
- はより側の外にある?(つまり の順?それとも ?)
- は側の外?(?それとも ?)
- 図の写真を送れる?(一発で角の対応を確定できる)
ここが分かれば、を①からにつなげて、最後「同一円周上」をきれいに仕上げるルートをそのまま書ける。
C-A-Pの順です。
了解、ね。じゃああともう一個だけ確認させて。
の並びはどっち?
(の外側に)なのか、(の外側に)なのか。
これで角の向き(内角・外角)が確定して、最後まで一気に書ける。図の写真があればそれでもOK。
B-D-Qの順です
よし、条件そろった。ここから一気に行くよ。
狙いは「が同一円周上」
これは典型で、同じ弧を見込む角が等しいこと、つまり
を示せばOKです。
君が言った通り、より
(はの延長、はに平行)
同様に、とがの延長より
ここで大事なのが、がそれぞれ延長上にあること。
-
だから、点は直線上。よって
みたいに分解できるし、特に「とは同一直線」って使える。 -
だから、とは同一直線。これも同様に角の置き換えができる。
ただ、いま一番キレイにいくのは 「円周角の定理(同じ弧を見る角は等しい)」を円で使うルート。
は円上にある(ここは問題の前提のはず)ので、円周角の定理より
(同じ弧を見込む円周角)
また
で、(1)(2)(3)をつなぐために、四角形に注目する。
より
だから、(1)(2)から
左辺は三角形の2角だから
右辺は三角形の2角だから
よって
つまり
でもはの延長上だから、とは同一直線。よって
したがって
これは「がの二等分線」って意味。
さらにはの延長上、つまりは一直線なので
…と続けたいんだけど、最後の一手は図の配置で角の向きが微妙にズレるから、ここでミスりやすい。
なので、ここまでの式変形は確実に使えるとして、次を聞かせて:
点は円の外側にある?それとも円の内側(弦の交点みたいに)?
ワークの図を写真で送れるなら、それが一番早い。こちらで完全に整った証明文にして返すよ。
点Qは円の外側にあります
了解、は円の外側ね。じゃあ結論から言うと、さっき私が途中でやりかけた「角の二等分」方向は遠回りだった。すまん、ここはもっと定番のルートで行くのが綺麗。
ただし先に大事な確認。
この問題、たぶん冒頭は
「は円の円周上にある。…このときは同じ円周上…」
だよね?(まで最初から円周上って書いてたら証明不要なので。)
この前提で進めるよ。
証明の方針
同一円周上の判定法:
これを狙う。
角の追いかけ(君の①を活かす)
、、そして より
1.(君のやつ)
- 同様に
ここで三角形の外角を使う。
点での外角は
一方、三角形で
(1)(2)を(3)左辺に、(1)(2)を(4)左辺に対応させると
よって
さらに は一直線だから
(5)(6)より
つまり は の二等分線になってる。
ここから先(図が必要)
ここで「が一直線」「が円の外」によって、
を に言い換える角度関係が決まるんだけど、これは 点とが直線のどっち側にあるかで式の形が変わる(内角になるか外角になるか)んだよね。
なので、最後までミスなく“答案の形”にするには図が一枚必要。
お願い
ワークの図を写真で送って。
(点の位置関係と平行線が分かればOK。文字が多少読みにくくてもいける。)
それを見て、(7)から を作って、同一円周上まで一気に書き切る証明を完成させるよ。
ワークの図を写真で送るやり方はどうやってやるのですか
このチャットに画像を送れるかどうかは、君が使ってるアプリ/ブラウザの画面によるんだよね。だいたいは次のどれかで送れます。
-
入力欄の近くにクリップ(📎)や画像アイコンがある
→それを押して、写真を選んで送信。 -
スマホなら、入力欄の左/右に「+」がある
→押すと「写真」「カメラ」みたいなのが出ることが多い。 -
PCなら、画像をドラッグ&ドロップできることもある
→画像ファイルをそのままチャット画面に投げる。
もし上のどれも無理そうなら、代替案として
- 図を文章で説明(点の並び・どの線が交わる/平行・どの角がどこ)
- 角度が書いてあるならその値
- 「PはAの外側」「QはDの外側」みたいな位置関係
をできるだけ詳しく書いてくれれば、文章だけでも解けるように誘導します。
今の画面だと、クリップとか+ボタン、見えてる?
見えてないです
了解。じゃあ写真なしでいけるように、文章で図を確定させよう。
(この問題、配置が1つでもズレると角の式が変わるからね。)
次の4点を、分かる範囲で文章で教えて。
-
円の上での点の並び順(円周を一周する順番)
例:「の順」とか。 -
直線を延長した先にがあるのは確定()。
じゃあ、点は直線のどっち側?(上側/下側みたいな言い方でOK) -
直線を延長した先にがある()。
このとき、直線は円を横切る?それとも円の外側を通る? -
そもそも問題文の最初は
「が円の円周上」なのか
「が円の円周上」なのか
どっちが正確?(ここ超重要)
これが分かれば、図なしでも角度追いかけで最後まで証明を書き切るよ。
左からB→D→Qで、右はC→A→Pです。
点Dは、直線CAの上側です。
A,B,C,Dが円Oの円周上です。
なるほど。情報ありがとう。
ただね、ここで重大な点があって、問題文がそのまま
は円の円周上にある。…このときは同じ円周上にあることを証明せよ
だと、最初に「同じ円周上」って仮定してるので、結論が完全に同じで証明問題として成立してないんよ。
だからワークの写し間違いか、結論が別(例えば「が同一円周上」とか「が等しい」とか)だと思う。
君が書いてくれた配置(左に、右に、はの上側、)だと、自然な結論は例えば
- (君の①)
みたいな「平行線から角が等しい」までは出せるけど、“同一円周”は最初から分かってる状態。
なので、ここは一回だけ確認させて。
ワークの問題の「証明しなさい」の結論、ほんとに
**「4点は同じ円周上」**って書いてある?
もしかして
**「4点は同じ円周上」**とか
**「が等しいことを示せ」**とかじゃない?
結論部分を、できるだけそのまま全文で打ってくれる?(短くていい)
それが分かれば、君の①から一直線に証明を完成させるよ。
4点A,B,C,Qは同じ円周上にある。と書いてあります
了解、やっと問題が締まった!
「が同一円周上」を示すんだね。君の①はそのまま使える。
証明
、、より
また、はからへの線分で、を結ぶ直線上の角を考えるために
ここで、四点は同一円周上(問題の前半)なので、円周角の定理より
同じ弧を見込む円周角は等しく
(2)(3)より
さらに、の位置関係により、角は「直線と直線で作る角」、
は「直線と直線で作る角」だから、(4)は
点から見た弦(方向)とのなす角が、
点から見た弦とのなす角に等しい
ということ。よって
(※はの延長上なので、の方向はと同じ向きとして扱える)
したがって、同じ弦を見込む円周角が等しいから
ここ、最後の「の方向はと同じ」に一瞬ひっかかるかも。
ワークの図ではから引いた線がを通る配置になってるはずなんだけど、実際そうなってる?(もし違うなら、その部分だけ角の書き方を直して完成形にする。)
QPの方向はQAと同じではなく、
「QPの方向はADと同じ」になっています。
そうそうそうそう、そこ大事!私の最後のつなぎが雑だった。すまん。
はと平行であって、と同方向とは限らない。なので別ルートでいこう。
目的:が同一円周上
判定法として
が示せればOK(同じ弧を見込む円周角が等しい)。
君の①:
、一直線より
また、、で
ここで が一直線 だから、とは同一直線。よって
さらに、は同一直線上なので
(の方向との方向が同じ直線上、という意味ね。※向きは違っても“なす角”は一致で扱える)
(2)(4)より
そして最初の仮定「は同一円周上」から、円周角の定理で
同じ弧を見込む角が等しいので
(5)(6)より
(3)を使って
よって同じ弧を見込む円周角が等しいから
ここまでの(4)がちょっと怪しく見えるかも。
「とが等しい」って、実際には が一直線 が必要なんだよね。
でも問題文では一直線なのは であって、は乗ってない。
つまり、今の情報だとこの証明は成立しない。
なので、ワークの条件をもう一回確認してほしい。
- は「弦の延長上」だから はOK
- でも が一直線って条件は書いてないよね?
たぶん本当は (ありがちな形として)
「の延長との延長の交点をとする」
みたいに、が2本の延長線の交点になってる可能性がある。
質問:ワークの文に「をとる」ってあるけど、
とはそれぞれ“別の点”として自由に取る問題?それとも交点の名前?
問題文をもう一度そのまま打ってくれる?(今度は結論まで含めて全文)
右の図で、4点A,B,C,Dは、円Oの周上にある。
弦CAの延長上に点QをPQ//ADとなるようにとる。
このとき、4点P,B,C,Qは同じ円周上にあることを証明しなさい。
OK、問題の全体が見えた。結論は が同一円周上 ね。
そして は の延長上、 は の延長上(たぶん図にそうあるはず)で、。
この結論を示す定番はこれ:
同一円周上の判定
(同じ弧を見込む円周角が等しい、ってやつ)
証明
まず君のとこ、完璧。
、かつ は一直線(はの延長)より
次に、もともと は同一円周上だから、円周角の定理より
同じ弧を見込む円周角が等しく
(1)(2)より
ここで は弦の延長上(図より )なので、とは同一直線。よって
(3)(4)より
これは「同じ線分を見込む角が等しい」形になっているので、
というわけです。
最後の(4)のところ、君の図でほんとに になってる?
もし がどこにあるか問題文に書いてないなら、図のその部分だけ教えて。そこが合ってればこの証明で完成だよ。
あってます。ありがとうございました。
素晴らしい!!最後まで整理できたね。
結局の流れは
- と 一直線で
- 同一円周上より(円周角の定理)
- 一直線より
- よって
同じ弧を見込む円周角が等しいから 同一円周上。
っていう話なわけです。わかった?やったぜ!
